サービス付き高齢者向け住宅の特徴

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは、バリアフリーの環境で、安否確認や生活相談サービスを受けながら、安心して生活できる高齢者向けの賃貸住宅です。
サ高住の特徴の1つに、入居者の自由度の高さが挙げられます。
例えば外出や外泊をする場合、有料老人ホームの多くは施設に届け出る必要がありますが、サ高住は必要ありません。そのため、「買い物に出かける」「自宅に戻る」といったことがしやすい施設といえます。
また、サ高住には「一般型」と「介護型」があり、介護型のサ高住の場合、毎月定額で介護サービスを受けられます。

サ高住(一般型・介護型)費用一覧

区分 初期費用 月額費用
一般型 敷金 家賃・光熱費・管理費など。
利用する介護サービスに応じて、費用が生じる
介護型 入居一時金 家賃・光熱費・管理費など。
要介護度に応じた介護サービス費(毎月定額)が生じる
サ高住(一般型)

一般型のサ高住は、介護サービスは個別に契約する必要がありますが、安否確認と生活相談サービスが提供されています。
契約形態は賃貸借契約であるため、一般的な賃貸物件と変わりません。

サ高住(介護型)

介護型のサ高住は、介護付き有料老人ホーム(介護付き)と同じく特定施設の指定を受けています。契約形態も「介護付き」と同様、利用権契約が基本です。
入居後にケアを受ける場合は「特定施設入居者生活介護」のサービスを利用することになり、要介護度別に定められている毎月定額の介護費の支払います。
介護体制が整っているため、介護度の重い方や認知症の方にも対応しています。
ただし、介護型は一般型に比べて施設数が少ないです。

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