老人ホームへの入居までの流れ②

老人ホームへの入居までの流れ

流れとしては、まずはパフレットなどの資料を取り寄せ、次に見学を行い、そして入居したい施設に入居申込を行います。
候補の老人ホームがどのような施設なのかを知りたいときは、自分の目で確かめることが大切です。
複数の施設を見学し、比較検討したうえで、入居希望施設を絞りこみます。

<入居申し込みをすれば完了?>
この入居申込の段階はいわば「仮押さえ」の状態です。
仮押さえの期間は1ヵ月ほどあるので、その間に主治医による診療情報提供書、健康診断書、介護保険証の写しなどを用意し、提出しましょう。
書類提出後は、施設側の生活相談員などが入居希望者に面談を行い、要介護度などの健康状態、経済状況や家族環境などのチェックを行います。
面談は、要介護状態の場合はケアマネージャーが同席し、管理者と面談を行うのが一般的です。
その後、提出書類と面談の内容から施設内で入居審査が行われ、問題がなければ入居が認められます。

ショートステイを利用して雰囲気を知ることが大切

事前に見学を行うことに加えて、ショートステイが可能な施設であれば利用することにより、施設の雰囲気や生活状況、サービス・設備のクオリティをより深く理解できます。ショートステイを利用する場合は、担当のケアマネージャーなどに相談しましょう。

施設を探す際は、施設の設備・サービス内容だけでなく、ご家族が面会に行きやすい立地なのか、面会時間の設定が妥当かどうか、なども確認が必要です。

施設の場所が自宅からあまりに離れていたり、交通の便が悪い場所であったりすると面会の頻度が低下する恐れがあります。

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